鬼隠し編:疑いと監視のスパイラルが惨劇を生む

2008-05-31 01:32:16 | ひぐらし
さて、前回の「雛身沢と現代社会のアナロジー」で症候群に対する製作者サイドの冷静な視点の提示に始まり、そこからアメリカとのアナロジー、すなわち疑い、監視といった共通点に話を広げ、最後はイデオロギー支配から寄生虫による支配へという雛身沢の統治の志向性の変化が、現代社会の規律訓練型(内面をイデオロギーや規律によって監視する)支配から環境管理型(非精神的なもの、例えば生理的嫌悪感やIDによる)支配への変化 . . . 本文を読む
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雛身沢と現代社会のアナロジー~疑い、監視、「生―権力」~

2008-05-29 23:23:43 | ひぐらし
ひぐらしという作品が、政治、歴史、社会などについて数多くの風刺を含んでいることは誰の目にも明らかである。それゆえ、以下で説明していく内容は釈迦に説法かもしれない。とはいえ、アニメや漫画を通してひぐらしに触れる人、あるいはアニメ・漫画しか知らない人も増えている今、一年前に書いたような「ひぐらしを「ラノベ」と考える」人はますます増えているのではないかと思う(そもそも製作者側が二次創作を煽っているという . . . 本文を読む
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可変的な好み:統合ではなく並列化

2008-05-29 18:03:24 | 不毛
※「褐色狂の詩」、「ギャル好き?」 (登場人物) D=ダッカー  Z=ズバット D もはや人物ですらない気がするんですが… Z まあバランスは悪いわな。そこはしょせん思いつきだからさ。で、今日のお題は? D 今まで自分の「属性」だか好みだかについて色々書いてきたわけだけど、結局何が好きなのよ?て話だな。まあ光沢は置いておくにしても、年上で褐色で金髪でシャギーでメガネでふたなりなら最 . . . 本文を読む
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バリウム検査とムスカからの脱却

2008-05-29 01:41:41 | 日記
今日は午後から健康診断。 もう二回受けたことがあるのに、今年はバリウム検査のおもしろさがやたらツボにはまった。台の上をやたらぐるぐる回っている姿はもはや笑えというプレッシャーにすら感じるのだが、あなたどう思いますか?そして「ひひひ、ひ」と笑いながら回る俺。 視力検査…ああまた弱ってるわ。てゆうか三年ぐらいしたら眼のレーザー治療をしようかと半ば本気で考えている。後遺症がないとわかれば即行やるん . . . 本文を読む
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罪滅し編覚書

2008-05-28 01:51:03 | ひぐらし
ひぐらしカケラ遊びの罪滅し編覚書。完全ネタバレ。 . . . 本文を読む
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やっぱり川が好き

2008-05-27 12:35:56 | ぶらり旅
この前長瀞に行ったという記事を書いた。 駅の掲示を見たのがきっかけだったが、小学校4年生の時、理科の教科書に載っていた川の上流・中流・下流の写真を何度も見返していたことなどを思い返すと、そもそも川のある景色自体が好きらしい。具体的には熊本の北バイバスから見下ろす竜田川の景色に足を止めることもあるし、東京では環七を自転車で一時間半くらいひたすら北上して隅田川まで行ったこともある(ところで、北バイ . . . 本文を読む
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罪滅し編への違和感から:非日常への対応

2008-05-26 11:41:17 | ひぐらし
「まあそういうものか」と物事をただ右から左へ流す姿勢から違和感の萌芽は生まれないし、それゆえ深く考えることもできない。 . . . 本文を読む
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またもやサーモン祭り

2008-05-24 23:54:38 | 日記
上司の送別会、ということでまたもや「成ル」。いったい今月に入って何度目だろうか…もはや会社から細かいメニューまで予約するという徹底ぶり。そこで頼んだ五人前サーモンは一瞬で消えた。 まあそれはそれでいいのだが、いい感じに滑り出したAirは一日目が終わったところで張りついている。とっとと家庭崩壊の様(?)をつぶさに観察したいものだ。あ、追加のサーモンがきた . . . 本文を読む
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憑落し編覚書

2008-05-24 02:30:52 | ひぐらし
憑落し編関連の記事もようやくこれで一段落。例によってネタバレ全開なので注意。なお、過去ログは「ひぐらし憑落し編の意味:不完全な団結と団結の害悪」、「ひぐらし憑落し編:魅音の「不自然」な怒り」、「ひぐらし憑落し編:詩音と沙都子の*について」「ひぐらし憑落し編:TIPS「大災害その後」に関する考察」を参照。 <殺人関連> ○いきなり鉄平のもと(=北条家)に詩音・圭一で踏み込むのはどう考えてもアホ . . . 本文を読む
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「大災害その後」の補足:祭の評価と「霊納」という言葉

2008-05-22 23:54:08 | ひぐらし
さて、前々回「ひぐらし憑落し編:TIPS「大災害その後」に関する考察」を載せたわけだが、色々とアレな内容になってしまったので、ちょっと補足をしておこうと思う。 この記事は、読めばわかる通り各シナリオとの整合性を意識しながら考察を行っている。とはいえ、「魅音の不自然な怒り」でも書いたように、それをそれとしてただ一応認めておくという姿勢も大事である。なぜわざわざこんなことを書くのかというと、原作を . . . 本文を読む
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