フユノハナワラビ 2009年12月22日 | 自然観察日記 12月初め下田の山を散策したときのものです。フユノハナワラビは11月の初めの頃はまだ胞子を抱えていたと思いますが、この頃は胞子を出しつくして、静かに雪の来るのを待っているという風情です。栄養葉は越冬して、来春に新葉と入れ替わることでしょう。林床に暮らす草本植物は、たとえ雪国といっても高木が落葉して陽の光が十分に当たる降雪前の僅かな時間を有効に活用して生活しているのだと思います。