五十沢キャンプ場から天竺の里へは舗装道路が伸びています。高度を上げ好展望の位置まで上がってくるあたりも道路の法面には土留めのための植栽が施されていてイタチハギが見られました。外来の種で道路工事には定番の被覆植物のようです。元はこのあたりもブナ林で覆われていたはずですが多くの木々は伐採され明るくなった道路わきの草むらにはオオハンゴンソウなどの帰化植物さえ見えます。イタチハギの使用は生態系に悪影響を与えないという検証ができていて、道路工事に利用しているものと思いますがあまりいい感じがしませんね。しっかりと役目を果たした後、静かに本来の植生にバトンタッチをしてほしいものです。