ミズカンナ

北アメリカ原産のクズウコン科の水生植物。花はありませんが長い花柄にまばらに付いた実が面白い種です。長さ１ｍ近くちょうど釣り竿から糸が垂れているような状態です。

ミズカンナの実

実だけを撮ろうとしてもなかなか焦点が合わないので背景に葉を持ってきました。花柄がクネクネと折れ曲がっているのも面白い形質です。花がないのが残念ですが、耐寒性がある種らしく関東圏の公園に植栽されているところがあるそうです。花は青い花のようで遠目からはラベンダーの花穂みたいだそうです（葉はまるで違いますが・・）。

ミズカンナの実拡大

果実は花穂の先端に付くらしくいずれの穂にも先で結実しています。おそらく、両性花であっても花穂の基部は雄花的な花が先端には雌花的の花がつくのでしょう。

ミズカンナの葉

鉢に収まって池に置かれていました。いかにも熱帯系の葉を持つ種です。