カヤツリグサ科 シぺラス

平たく言えばパピルスの一種。熱帯植物園ではよく見られるもので花の美しさというより熱帯の雰囲気つくりによく使われています。日本ではカヤツリグサ科の種は雑草に扱われることが多いのですが熱帯地域でも同じような位置づけなのではないでしょうか。この種はちょうど傘を広げたような形状をしていて形のユニークさが受けているようです。

シペラスの花

カヤツリグサ科の花序の様子は細かく見ていくと難しいものが多いのですが、ざっくり言って花火状のはじけたような形状になるものが比較的多くあります。この種もそういうタイプの構造です。

シペラスの草姿

結構大型で1ｍ以上はある株です。パピルスは水が八釣の仲間で別名カミガヤツリというようです。パピルスもシペラス属なのだそうです。