ムラサキハナナ

赤城の山麓を車で走っているとムラサキハナナが綺麗な群落を作っているところに遭遇。中国原産といわれるアブラナ科の越年草。花が綺麗なので栽培されていたものが野生化しています。新潟ではあまり見られないのですが全国的に野生化しているとのこと。セイタカアワダチソウのような悪さをしないようであまり目の敵にされていません。すっかり、日本の春の景観の一つになっているようです。

ムラサキハナナの花

別名にオオアラセイトウという言い方があります。十文字の花弁ですが比較的大きいため十文字が意識されません。絵でははっきりしませんがおしべは６本あることになっています。

ムラサキハナナの葉

ダイコンの野生化したものとも異なり、カブ（ハナダイコン）とも違う属になるという話です。