8合目以上は一部を除いて尾根になっていて、それまでの植生とはかなり異なります。タムシバが目立つようになって来ます。まだ開花しない個体も多く賑わいも控えめなのですが、青空に映えて白い花がとても美しいものでした。魚沼の山に登ると特別タムシバが多いような印象を持っています。コブシは稜線上には出てきません山麓の沢筋にわずかに見られる程度だと思います。これが丘陵公園だと逆でコブシが幼木を含めてとても多く、タムシバはわずかに自生しているだけです。
苞が裂け白い花弁が顔を出したところです。ところでタムシバはどれほどの大木になるのでしょうか。径10cmくらいで5m程度の樹は何度も見ていますがそれ以上のものは出会った記憶がありません。尾根筋の生育環境の悪い場所にいるためか大きく育たないのは分かるのですが、それほど生育条件が悪そうでない場所のタムシバであっても大木まで育たない。不思議ですね。コブシは巨樹に成長するのですが・・。