園内の樹木はまだ芽吹いているものは限られていましたが、目の高さにコクサギがありました。雄木で雄花がたくさん見られます。新葉も初々しく葉の輝きが美しく感じました。
雌雄異株の種ですからこの株は雄花ばかり。雌株もそのうち出会うと特に探しませんでしたから気づいてみれば最後まで出会えずじまい。雄花はおしべが４本飛び出ているのが分かります。枝の付け根に見られるものコクサギのものではなく別のものが飛んできて絡みついたもの。
葉が出て茎が伸び始めると葉序が観察できるのですが、まだ伸びはじめ。コクサギの葉序は一見互生のようですが、左右に２個づつ葉が付くという少々変わった性質を示します。