ははー!! 合掌!
観音様のなかでは唯一ともいうべき「忿怒相(フンヌソウ)」で、悪を懲らしめる仏として目がつりあがっているが、凛々しい尊顔は好感持てる。石工の気合が伝わってくる。
頭巾の上の馬の顔が現在では不明瞭で、ハートに見えてしまう。しかし全体的には、めりはりよく彫られ、大切に保存されてきた「板碑型」である。
馬頭観音に後光(輪光)が彫られているのは珍しいのではないかと思うのだが、いかがだろうか。
近世から牛や馬の健康・冥福・行路安全等の仏として路傍や街道筋に設置された。なるほど、生活ばかりでなく、「旅」とも関係するのだね。
天保5年の銘がある。(川崎市麻生区にあったものを多摩区の民家園に移設)
観音様のなかでは唯一ともいうべき「忿怒相(フンヌソウ)」で、悪を懲らしめる仏として目がつりあがっているが、凛々しい尊顔は好感持てる。石工の気合が伝わってくる。
頭巾の上の馬の顔が現在では不明瞭で、ハートに見えてしまう。しかし全体的には、めりはりよく彫られ、大切に保存されてきた「板碑型」である。
馬頭観音に後光(輪光)が彫られているのは珍しいのではないかと思うのだが、いかがだろうか。
近世から牛や馬の健康・冥福・行路安全等の仏として路傍や街道筋に設置された。なるほど、生活ばかりでなく、「旅」とも関係するのだね。
天保5年の銘がある。(川崎市麻生区にあったものを多摩区の民家園に移設)