気を取り直して、穴の石に向かう。励ましをいただいたコメントをバネに石と対峙する。これをどけなくちゃ、梅が育たないんだ。根っこを伸ばす環境を作りたいんだと、石に心で語る。だが、その石は一人では持ち上げられない大きさだ。
そういうときは、芋を食らうことだ。穴の石の上で火を焚いて、蒸かし芋を昼食にしたというわけさ。うららかな日ざしのなかで芋を食べるなんて最高の贅沢だ。
それで、熱くなった石に水をかけて石を割ろうという作戦だ。
そういうときは、芋を食らうことだ。穴の石の上で火を焚いて、蒸かし芋を昼食にしたというわけさ。うららかな日ざしのなかで芋を食べるなんて最高の贅沢だ。
それで、熱くなった石に水をかけて石を割ろうという作戦だ。