白菜を収穫する。日本一の生産量の茨城では台風の影響で大量に廃棄する事態もあったようだ。また、サイズが小振りなので農家は悲鳴をあげている。わが家では、台風の影響よりはヨトウムシだろうか、虫の糞が大量に葉の間に散らばっていた。虫そのものは土に隠れてしまったようで白菜は小振りになってしまったが、黒い糞を水で洗い流して食べることにする。今年は暖冬の影響でひもで縛って「霜枯れ」対策をしないまま収穫となる。
和宮様は白菜を四等分に切ってせっせと天日干しする。だからいつも空とにらめっこしながらの日々だった。そしてあわただしくそれを桶に詰めてオーソドックスな白菜漬けにしていく。
ご飯に白菜漬けはもちろん、お茶にもピッタリ。ついつい食べ過ぎて胃が重くなる。投入されたコンブの乳酸菌は発酵されることにより整腸作用の効用もある。これでしばらくはご飯とお茶の友とのつきあいが始まり新年を迎えることとなった。