ときどきカリフラワーを栽培したことはあるが納得する収穫はなかった。それが今回は2本だけだったものの、見事な花蕾ができていた。暖冬の影響だろうか、いつもだと寒さにやられてしまうが、2本ともずっしりした収穫ができた。
カリフラワーは、地中海あたりが原産で日本には明治初期にやってきて戦後の進駐軍向けに栽培された。最初はブロッコリーより早い普及だったものの、ブロッコリーに抜かれる。というのも、ブロッコリーは側枝で次々花蕾ができるが、カリフラワーは一つ(頂花蕾)しかできないのも原因かもしれない。しかし、ビタミンCが豊富であることや抗がん作用・動脈硬化防止などにも効能ある健康野菜であることには変わりはない。