先月、久しぶりに電車というものを乗ることになった。というのも、今住んでいる自宅は、中山間地にあるので近くの駅まで行くには車で70分ほどかかってしまう。それに電車も1両編成で田園風景を走る姿は見とれるほどの絵になる。しかし、都会の電車にはそういう風情というものがない。
そうだ、電車に乗ろうとした都会の駅・ホームでのことだった。自販機の裏側にへんな「へそ」を発見。よく見たら、背中合わせの自販機の1cmもない隙間に誰かがゴミを飾った?詰めた?捨てた?らしい。
いやー、こんな狭い所にゴミを押し込めるには高度なテクニックがいる。どうやって落とさずにはめ込むのか、電車が到着する数分前に決行しなければならない、隙間に入るようなものさしのような用具を使ったのだろうか、誰も見ていない瞬間がチャンスなのだ、その懸命さ・集中力を想像する。
さすがの日本の「技術力」だと感心する場合ではないよね。