数日前、パソコンをいじっていたら突然画面がフリーズしてマイクロソフトの警告がでていた。マウスを動かしてもまったくいうことが効かなくなった。ときどき、アメリカ大手ITがサービスの名目で誘導画面を出すことがあるので、またかとしばらくにらめっこする。
画面がまったく止まってしまって消すことも再起動もできなかった。画面の中に、問い合わせの電話番号が出ていたが、ふつう、電話案内はやらないはずだと思い、これは怪しいとスマホで調べてみた。すると最近、パソコンの不具合を口実にサポート詐欺が横行しているというではないか。オラのパソコンは不具合だらけでいつも四苦八苦しているのを見透かされているのかとドキッとしていた。
いつもだと、わからないときは、電源スィッチを押して取り合えずダウンして時間稼ぎしてごまかしていたが、この解消方法をスマホでは「Ctrl+Alt+Del」を同時に押して「タスクマネージャー」を選択し「タスクの終了」をオンするやり方が出ていたので、これをやってみた。すると、スムーズに元に戻ったのだった。
誘導者は閉じるボタンを隠し、ユーザーが操作できないようにした上で、050や010から始まる電話番号にかけさせて、結局のところ、金銭がかかるように誘導していく仕組みだ。こうした画面が表示されてしまった場合、ESCキーを長押しすると、閉じるボタンが押せるようになるという。まったく、文明が「発達」しているというのになんてこったー。ジェノサイドといい詐欺といい、マスコミは情報過多に注意しながら、「本当のこと」をしっかり貫いてほしいと思う。