昨日に引き続き水窪町の路上観察。最近の消火栓はどんどん地下に埋設されてきて地上にあるのは珍しくなってきた。設置されたのは昭和62年(1987年)10月のようだが、住民組織の自主消防隊がしっかり形成されているのが説明版でわかる。横のプレートには「強制多排水不凍装置付」の消火栓と書いてある。
製品は彦根市の「消火栓機工」という株式会社。消火栓内にたまった水を排水する装置があり、冬でも水が凍結しないようにできているようだ。したがって山間地にはこうした機能を持った消火栓が多い。放水口は単口と双口とがあるが、これは単口型の固定式。こうした消火栓もいよいよ絶滅危惧種に指定されていく時代が迫っている。
わが山里ではヒグラシが野鳥との共演のコンサートが快い。が、室内は蒸し暑くなり、いよいよ扇風機のお世話になる。