茶畑の石垣に見覚えのある「トモエガ」が止まっていた。幼虫の食餌はネムノキというから確かにまわりにはちらほら自生の大きな樹もある。模様の巴紋は敵への威嚇だろうか、格好良さを見せつけるファッションなのだろうか。この仲間には「ハグルマトモエ」と「オスグロトモエ」とがある。オイラが見たのは「オスグロトモエ」♀のようだ。
(画像はjpmoth.org/Notuidae)
引用した画像が「ハグルマトモエ」だ。この違いが判るだろうか。見分け方は模様の二本の条線にあるという。言われてもどうしてもわからなかった。二つの画像は色の濃淡や個体差もある。これがわかる人はプロだ。
答えは、二本の条線が「翅の縁に向かって平行」なのが「オスグロトモエ」。「翅の縁に向かってやや広がっている」のが「ハグルマトモエ」。したがって、オイラが見たのはやはりオスグロトモエだ。「そんなことはどうでもいい」と言われればその通りだけどね。
ふじさんは静岡だと思っていましたー??