落花生の畝に侵入したイノシシが食べ残した苗から落花生を収穫する。つまり、イノシシが収穫してくれた落花生をいただくというわけだ。落花生は殻が小さいから食べにくそうだった。イガ栗をあれほど見事に食べるのに落花生の食べ方は粗い気がする。
それでもそこそこ収穫できたもんだ。これを蒸し器で蒸していく。収穫が早かったので未熟なものも少なくない。ほんとうは、フライパンで炒めていくのが旨いのだけど時間がかかる。蒸かしてしまうほうが時間が効率的なのでついそちらを選択してしまう。畝にはあと少しイノシシが未着手だったのがあるので、それは何とか炒めたものにしたい。
蒸かした落花生の味はそこそこおいしい。小さい殻はさすがに身も小さかったが、大きいものはしっかり落花生を主張していた。食べ出すとどんどんお代りが欲しくなっていく。殻の山がどんどん高くなっていく。止められなーい。「和宮様、止めてくださーい」