山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

林道から中山間地の集落を歩く

2015-06-14 20:01:36 | 旅行・散策
 浜松市春野町の「熊の親子」を起点に、新宮池・東海自然歩道・砂川集落へと至る森林散策会に参加する。
 山に囲まれた砂川(イサカワ)集落のたたずまいは、いつ訪れても心を和ませてくれる。
 オーナーの杉山さんの宣伝力で50人を超える参加者があった。

  
 公民館横にある「カゴノキ」は、縄文杉を想起させる風格があった。
 樹木の瘤は自分を守ろうとするいのちの証でもある。
 集落の稲荷神社の隣にも「カゴノキ」の巨木が蒼然と歴史を生きてきた。

 若い樹は滑らかな樹皮だが、のちにまだらに剥がれる。
 それがまた鹿の子模様で美しい。
 加齢とともに風格と美しさが極まる姿は人間の目標でもある。

             
 
 有機農法認定の茶園は春の一番茶のみ収穫する。
 無農薬の手間の大変さは言うまでもないことだが、総収量が少なくなることをふまえても集落全体でそれを選択した凛々しさは、この地域の風景がなせるものなのだろうか。

                               
 帰路の小道で「イチヤクソウ」を1本発見。
 全草を乾かして民間薬としたことで「一薬草」という。
 蒸し暑いなかのアップダウンは汗を大量に放出させた。

 午後は尾上ガーデンで梅もぎを行う。
 幼児連れのママさんらも参加して短時間であっという間に収穫を終了する。
 



 

       
 
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