ほぼ100%で芽をすくっと出したコンニャクの苗。そこにやってきたのは「セスジスズメ」の幼虫だった。イモムシ状の体には鮮やかな丸紋と色彩が素晴らしい。成虫はかっこいいハングライダーの形をしていて、背中や翅には真っ直ぐな筋がすっきりとある。以前夜に飛んできたこともある。
しかし、この幼虫は大食漢なのだ。ほっておくと畑の作物がすべて食べられてしまうので駆除させてもらうよ。尻尾はスズメガの特徴でからだも比較的大きい。でも、なかなか愛嬌がありそうでかわいらしい。
(画像は「日本産蛾類図鑑」から)
すでに、サツマイモの葉が出てきたので食べられてしまう可能性もある。幼虫の体色には、黒・褐色・黄緑があり、画像では縞模様が出ているので終齢幼虫らしい。したがって、さなぎになる準備をしていたのかもしれない。