山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

珍しい印相の千手観音

2009-11-10 21:14:35 | 石仏・石造物
 頓智が得意のような尊顔の千手観音の舟形光背型石仏。頭部に小さな「化仏」。
 両手の三本指を折った形の印相が珍しいです。どんな意味があるかがわからないので、わかる人教えてくださーい。
 上方の両手には仏法と民衆を守るという「輪宝」と不老長寿を現す「五色雲(ゴシキウン)」らしきものがかかげられています。
 正面のお腹では橋の欄干や五重塔でお馴染みの「宝珠」(仏舎利容器、願いがかなうを象徴)がしっかり持たれています。
 やわらかな秋の日ざしのなか、煩悩に揺れる人間、時代に翻弄される人間、そこで右往左往している私、を「千手」でさしのべその手にあるという「千眼」で暖かく見つめてくれているようです。(浜松市細江町) 
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放置されていたキウイ

2009-11-09 21:32:58 | 農作業・野菜
 ハチに刺されて以来近寄らなかったキウイですが、和宮様が果敢にキウイの実の収穫と枝の剪定を始めたので、あわてて腰をあげることになりました。霜が本格的になると果実はすべて被害にあってしまうからでもありますが。

 去年まで放置されていたキウイは、枝がからまり、果実は小さくなっています。
先日、リンゴとキウイをポリ袋に密封して、10日ほどたってから食べたところ、じゅうぶん食べられることがわかったので、収穫に乗り出したというわけです。
今週中ですが、キウイ狩りしませんか。
 
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オカリナが響く

2009-11-08 18:59:10 | 行事
昨日の中山間地でのオカリナコンサートの余韻が続きます。
 地元の日本茶インストラクターの指導によって、世界銘茶コンクールで優勝したお茶を賞味しました。10g500円というその春野茶の1煎目の味はお茶の概念を越える甘さのある味でした。2煎目はまろやかな渋みがある旨さでした。3煎目は高級感のある渋みがありました。思わず4煎目をおかわりしたらまだまだ充分な味がありました。しかも、その使用済みのお茶がらにポン酢をかけて食べたら、じつに美味く、ご飯が欲しくなりました。
 孟宗竹の皿に盛られた山菜や刺身こんにゃくといい、竹の手作りのお椀に盛られた麦飯の自然薯といい、高級料亭に出されたようなセンスと食感がありました。それをプロではない田舎の人が担っているのですから、高級料亭を越えているといっても過言ではありません。
 ピュアなハートのAKIRAさんがこめたオカリナと軽妙で深みのある話術のちゃぼさんのギターが、じつに秋の田園風景に溶け込んでいました。
 ここには、過疎という暗いイメージはなく、主催した「春野倶楽部」の自由闊達な心意気とロマンと汗が伝わってきます。人間が劣化した殺伐とした日本にも、まだ希望がわずかながら残されています。
 
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畑でコンサート

2009-11-07 18:14:08 | 行事
うららかな秋晴れのもと、春野町の個人宅庭でオカリナ野外コンサートが行われました。紅葉がほの見える山と田園風景を借景に、近隣からきた100人を越える聴衆の心にオカリナの歓喜と悲哀のメロディーが沁みていきます。
 交通の便の悪い山奥に行政の手を借りずにこれだけの人が集まること自体素晴らしいことですね。手製の舞台に手製の会場。一流旅館顔負けの手製の料理。
 心痛むニュースの連続の日々、この過疎の誇り高い感性にただ打たれるのみです。都会は日本はこの懐かしいようなささやかな心意気から学ばなければならないと思うのでした。
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チャノキの生垣

2009-11-06 17:46:00 | リフォーム・屋内作業
 道路拡張工事が始まりました。
 そこから産業廃棄物となったチャノキと土壌の一部をもらいうけました。
 チャノキを生垣にしようという魂胆です。生垣の樹をどれにしようかいろいろと悩みましたが一長一短で、結局のところ「チャノキ」に収まりました。
 二日がかりで10mほどの生垣ができましたが、チャノキが足りません。
 あとはあちこちはえているチャノキを移植ということですが、時間がかかりそうです。
 
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ニンニク

2009-11-05 18:47:32 | 農作業・野菜
 おやじの田舎暮らしに全く関心のなかった娘が植えたニンニクが、芽を出しました。小さくもあの真っ白な球根から土を貫き、冷気を貫き、いのちの発露を凛として太陽に向かいます。ニンニクの意思がすでに芽吹きからあるんですね。
 
 それ以上に、ミーハーを自称する娘がこの不便な辺境に来ようという「コペルニクス」的変化は、民主党政権誕生と同じくらい画期的な出来事です。
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アメダマなめんなよ!?

2009-11-04 18:15:38 | 旅行・散策
 先日、浜松市にある「フルーツパーク」へ初めて行ってきました。
 ゆっくり散策すれば一日かかってしまう広さです。保育園の子が遠足に来ていました。園内の果実以外の樹木だけでもなかなか魅力的でした。とくに、ナンキンハゼの紅葉は見事でした。
 温室にある果樹の見るものすべてが珍しく感心ばかりしてしまいました。
 
 そのうちの一つが、これです。
 「アメダマノキ」というのです。インド・マラヤ原産、果実は幹から直接成長し、利用は調味料・ピクルス・砂糖漬け等にするそうです。
 まさしく、サクマのドロップみたいで、ペロペロと舐めたくなるような果実ですね。舐めたらどんな味でしょうか。

 
 
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冬支度 カーテンの巻

2009-11-03 14:48:46 | リフォーム・屋内作業
 寒さにどれだけ対応できるかが、わが家の課題です。
 土間のある玄関からの冷たい風をどうするか、はカーテンが有効であることがわかってきたので、ホームセンターで木のポールを買ってきて取り付け、使い古しのカーテンを吊るしました。
 居間の三面の障子を張替え、残る格子戸をカーテンで覆い、これでひとまず冬支度は終了。それに、暖房はこたつとストーブでしのごうという算段です。
 ただし、戸のスキマは計算に入れてないのが心配ですが。
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ポレポレECOまつり 2

2009-11-02 17:57:00 | 行事
 昨日の子どもまつりのオープニングは、よさこいソーランから始まりました。
 学童保育のこどもから始まった「よさこい」は、その父母会に広がって自主サークルが生まれ、さらには、一般の幼児親子・青年ボランティアへと広がっていきました。

 そこに、区役所の区長・副区長・部課長や学校長・NPO理事長・議員らが来賓としてズラリと並びます。廃校だった施設に子ども施設が誕生し、それを支える地域組織・NPOや利用者がまつりの主体者になっていきました。
 子どもが幼児からお年寄りまで地域の様々な階層を結果的につないでいったということになります。地域に一つの希望の砦が生まれたということだと思っています。
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ポレポレECOまつり

2009-11-01 23:36:33 | 行事
武兵衛が以前4年ほどかかわってきた都内の「ポレポレECOまつり」に行ってきました。旧校庭には幼児から高齢者まで約3000人近い地域の人が集まりました。
 基本は子どもまつりなのですが、町会や地域組織の全面的な協力があり、内容的にはもう地域のまつりといったほうが正確でしょう。

 しかも、まつりは、エコロジー・「江戸」というキーワードがこめられています。「食べて・飲んで・買って」終わりのまつりではなく、地域の交流・地域育てというコンセプトが底流に流れています。地元の高校も多くのボランティアを派遣してくれています。
 マイ容器を推奨しているせいか、ゴミもライトバンに収まるくらい参加者数の割にはきわめて少ないのにビックリです。第1回のまつりは、大型トラック1杯分もゴミがありましたからこれは画期的なことです。
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