田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
4/22の日曜、サッポロビールしか飲まないという、余り意味のない目的の会(黒ラベルの会)の面々で、酒飲みバスハイクに行ってきました。
会長は、釣クラブに最近入会のラーメン屋のI氏で、スタートして30年近くなる会らしい。
田舎生活の仲間多数。
(終わりが楽しければ)
I氏は、小倉で一番客の多いラーメン・チャンポン屋を小倉室町で営む方。
アイデアと決断力は素晴らしい。
話すと面白いので私を含め、I氏の周りには人が絶えない。
このバスハイクもI氏が中心ということで、定員オーバーの48名参加。
前々日、車内の娯楽の準備をしているI氏の店に行くと、「綾小路君麻呂」のお笑いDVDを買ってきたので、これを最後の時間帯に見せようとの事。
「何でも最後に笑うと来て良かったとなるんだ」とのこと。
安心院でワイン、由布院で地ビールと露天風呂、日田のサッポロビール工場で試飲、車内で缶ビールで酒は堪能となり、最後にバスのTVにこのDVD。
笑える。
大笑いしていると、隣で笑っている妻、「トーちゃん、私が死ぬ直前、このDVDを見せて!」 いい気分でバスを降りました。
(プロの仕事)
このI氏の友人の森本画伯、九州では高名な画家らしい。
俳句大会を車内でしたところ、用意した短冊に、女性の参加者が持ってきていた口紅で優雅な花の絵を何枚も書いている。
審査が終わり、4名が入賞。
ラーメン屋のI氏、元ピッチャーの江藤正翁、薩摩隼人のO氏、室町町内会長のM氏が入賞。
この入賞者の短冊に森本画伯に絵を書き込んでと頼むとOK。
トイレ休憩のパーキングエリアで頼んだのだが、絵の具がない・・と言って、それでも画くのがプロと足元の草、パンジーの花びらを数枚摘み、これを口でグチャグチャやって、絵の具にするとのこと。
なるほど、10分後、4枚の短冊に、見事な華やかな春の草花の絵。何でも鑑定団でそのうち一枚100万円になるかもと参加者の羨望の声。
(辞めなくてよかった)
江藤正翁、前回、同じグループのバスハイクで日田のビール工場で飲んだビール、今までで一番旨かったとのことで、今回も招待。
江藤翁の第一回オールスターでのパリーグ先発の話しに以前、聞きほれたが、今回は、選手を退いてから、NTTに勤務した話し。
小説家の遠藤周作の兄上が、NTTにおり、この方が江藤翁をNTT勤務のお膳立てをしてくれたとのこと。
厚生部でならと、引き受けたが、結局、そのころ激しかったNTTの組合活動対策の労務担当にさせられたとのこと。
団体交渉の矢面に立ち、何度辞めようかと思ったことかとのこと。
鷹揚な人柄が効を奏してか、荒れていた職場が、江藤翁が行く先々でよくなったとのこと。
最後は保養所の所長を66歳までやり、退職した。
おかげで厚生年金を貰え、生活には困らなくなった。
今も自転車でパチンコや競馬に行けるのは、辞めなかったおかげとのこと。
若い人に聞かせたい。