これは、日露戦争において栃木県烏山町から出兵した兄弟が相次いで戦死した物語を石に刻んだものです。題して「昭忠之碑」。篆額の揮毫者は、この手の日清日露戦役石碑に良くある乃木希典ですが、彼にしては珍しく小ぶりな篆額となっています。乃木希典を神格化した神社が栃木県にあるくらいですから、彼の揮毫した戦争碑はいたるところにありますが、それらはおしなべて巨碑。当然ながら、足場を設置しなければ手拓も出来ない状態なので、今までに1基も拓本を採っていない。そこで今回は、乃木希典の書体も1基位は手拓しておこうと思ったが、石碑の高さを測ったら総高で253センチ。やはり篆額までは背伸びしても足場がないと手拓できない。簡単にあきらめたが、せめてものその本文だけは時間があるので採ってみることにした。その詳細は、相変わらず別HP3月の項に掲載してありますので、戦争碑に興味のある方はご笑覧ください。