石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

昨年12月最後の調査石碑、足利市葉鹿町にある「水門築堤之碑」です。

2023年01月11日 | Weblog

只今は、藤岡町の「森 保定」翁が栃木県内で撰文した石碑調査が、多分?終了したので、今年はその纏めに日夜奮闘努力中です。改めて見直すと、「いやあ~、訂正やら修正やらが出てくるは出てくるは」で、少しも先へ進みませんでしたが、どうにかそれも今日の午前中で終わりました。と言いたいのですが、約2100文字もある翁の仙台藩・岡 千仭氏(自から畏友という程の友人です)撰文、それを読み下し始めて疲れてしまい、今はデスクの上で熟睡中です。もう、その銘文を見ただけで普通の人なら降参するでしょう。それでもこれは、やはり読みを付けなければとその原稿を見てはため息をついています。誰か、やってくれないですかね。何しろ、未処理の原稿は昨年に調査しただけではなくその前の年の分も溜まってしまっているので、もういいかげんに原稿調査を清書しなければならないので、どんなに時間があっても足りないのです。そんな次第で、今年は元旦から今日まで休みなしで孤軍奮闘中です。
さて、それでも今日は、昨年11月27日に拓本を採りに行ったが、生憎と赤城おろしの強風が酷くて、12時まで待ったがとうとう画仙紙も張れずに追い返されました。そこでそのままでは悔しいので翌週12月03日に今度はもっと朝早く行って何とか採拓することが出来ました。という次第でこれが昨年最後に拓本を採ったことになりました。今日の午後に上記表題の石碑を纏め終えたので、その報告書を今週中に届けたいと印刷も終わりました。そこで、ついでにここへも掲載しようと、その気になってパソコンを開きました。
それでは相変わらず、全景写真(北向きなので早朝に行って撮影したがそれでも良く映らない)、銘文、拓本画像、私流の「読み(間違いはご容赦の程)」を加えて掲載いたしましょう。
そうそう、この「拓本画像」下部にあるコメントみたいのは、本当はその場所を以前に訪れて調査願いを申し出たのですが、ものの見事に「水洗いもダメです」と断られてしまったのです。もう一度、今度は何人もいる神社総代様を見つけてお願いしに行こうかなと思っているのですが、気が重いことで「もう、いい加減に諦めようか」という意味が含まれています。今は足利市の文化財に指定されているようなので余計に調査はダメなような気がするからです。念のため、その調査した資料を見せて戴けませんかとお願いしたのですが、その報告書はどうやら作られていないようです。恨みぶしはこのくらいにして先に進めましょう!

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