今回は、2024年も残り少なくなりました。今年のこのブログ、完全にさぼっていました。そこで今回は、その汚名を払拭しようと滅多にここへ記事を載せることをしなくなった、石碑調査の完全調査報告書として「栃木県さくら市喜連川の墓碑の全景から銘文、拓本、読み迄の完全セットでご紹介します。それというのも、この墓碑はPCなどでは結構取り上げられているのに、その完全な調査報告内容がないこと。写真や拓本画像だけは溢れていますが、銘文の文字起こしに、それを確証するための拓本は小さくて良く見えない。加えて、その銘文は何が書かれているのかが概略だけでも載せればよいのに、何もない。篆額と銘文と揮豪は巻菱湖。撰文者は朝川善庵。そして石工が窪世祥という豪華な顔ぶれなのに、である。
どうぞ、暮れに入って暇な方はごゆっくりと堪能してください。
それでは、全景写真、文字起こしした銘文、その拓本画像、そして読みの順で掲載します。が最後の読みは、私流の漢字に沿っての訳文なので、くどくて読みにくいですことご了解下さい。