石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

今のところは、栃木県旧今市市の鬼怒川沿いの石碑巡りです。

2015年06月24日 | Weblog

今回は、旧今市市小林地区芝河原にある石碑ですが、現地を探し出すまでにはとにかく目標物が何も無いところなので余程の運がなければそれだけで半日は掛かります。
さて、今回のは篆額が(篆書体で揮毫されている)栃木県では意外と少ない勝海舟で、しかも題額でないところが良いです。主人公の斉藤輝信は、文化7年生まれで、没年は安政五年。享年49歳です。郷党のために、豊富にある木材を筏に組んで江戸まで水運を利用して送ったり、荒蕪地に水を引いて開墾するなどの活躍をしましたが、惜しくも早世してしまいました。それにしても、私にはこの銘文を揮毫した小島春なる人物と、石工の(彫刻師とある)柳真洲なる人物の経歴がわかりません。これを見ました方でお分かりの方は是非に御教示賜りますようお願い申し上げます。
ここの所、一ヶ月以上も栃木県の田沼地区石碑調査をサボっています。そろそろ、あの手拓採りの天敵である強風も収まった頃でしょうから出かけてみようかと思っているところです。

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