先週に調査してきた石碑の銘文清書が終了しましたので、今回はそれをご紹介いたします。読むには出だしから少なからず悩みますが、何しろ短文なのでじっくり全文を眺めれば何となく意味が分かるでしょう。読むには「在」と「有」の違いと「上地」の意味。そして「闕」の異体字や「後業」の意味が分かれば多分大丈夫でしょう。なお「住侶」は「住職」のことです。また、「尊天」は毘沙門天のことを指していると理解してみました。明治4年から社寺所有の山林は、みな政府に取り上げられてしまい、それを戻すには金を払えというわけですから、いかに当時の政府は金儲けに長けていたかがわかるでしょう。他人の土地を権力で没収し、今度はそれを金に換えて戻したのですから。と、笑いながら楽しく読んでみました。
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