一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

映画『いつか読書する日』……ずっとずっと、あなたに触れたかった……

2005年07月07日 | 映画
感動する用意は、映画を見る前からすでに出来ていたような気がする。 佐賀県出身の緒方明監督作品。 私の好きな田中裕子、岸部一徳、香川照之などが出演。 長崎が舞台。 繰り返される平凡な普通の毎日を描いた作品。 中年男女の秘められた想い。 これだけ私の好きな条件が揃えば、心を動かさずにはいられないだろう。 事実、鑑賞後には、「これぞ映画だ!」と思った。 映画ファンのための大人の映画だった。 坂道の . . . 本文を読む