一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

雨の大船山

2007年06月03日 | 山岳会時代の山行
普段、美しく化粧をして、着飾った女性が、誰かに素顔を見せるとしたら、その相手の人物は特別な人であろう。 素顔を見せても大丈夫、素顔を見せても自分を嫌いにならないという信頼のおける人物、または、この人にだけは素顔を見せておきたいという大切な人――。 どうやら、今回、我々「からつ労山」は、大船山に、その「特別な人」に選ばれたような気がする。 登山中、ずっと降り続いた雨。 ほとんど咲いていないミヤマキリ . . . 本文を読む