一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

……落ち葉のコンチェルト…… 古処山・屏山・馬見山縦走

2008年11月16日 | 山岳会時代の山行
十代の頃に聴いた曲というのは、なぜだかいつまでも記憶に残っている。 1973年に聴いたアルバート・ハモンドの「落ち葉のコンチェルト」という曲は、忘れようにも忘れられないある思い出と共に、強く私の脳裏に刻み込まれている。 とりわけ、秋になると、この曲がいつも私の内に流れている。 紅葉が終焉をむかえ、裸木が目立ち始めると、地面は落ち葉に覆い尽くされる。 空気はピンと張りつめ、風は肌を刺すように冷たくな . . . 本文を読む
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