一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

映画『ダンシング・チャップリン』 ……美しき草刈民代のラストダンス……

2011年04月17日 | 映画
「美」は、時と共に流れ去る。 「世」が無常であれば、「美」もまた無常である。 一所に留まることはできない。 人そのものの「美」も、 人が創造する「美」も、 時が奪い去ってしまい、 やがて消える。 それが「美」の宿命といえるだろう。 残酷…‥であるが故に、尊い。 ここに、 時と共に消え去ろうとする「美」を記録に残そうとする男がいる。 その名は、周防正行。 『Shall we ダンス?』や『それでも . . . 本文を読む