一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

映画『SOMEWHERE』 ……どうしてだろう、娘との時間が美しいのは……

2011年07月28日 | 映画
私には、娘がふたりいるが、 私がこの世に生まれてきて、なによりも幸せだったと思うことは、 ふたりの娘の父親になれたこと……だ。 私が父親になったとき、 最初に思ったのは、 〈自分の命よりも大切なものができた〉 ということだった。 それまでは、自分中心で動いていた。 「俺が、俺が」の人生だった。 それが、娘が誕生して、一変した。 もし、神様から、 「おまえが死ななければ娘の命はない」 と言われた . . . 本文を読む