一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

平尾台 ……オキナグサ、ヒトリシズカ、センボンヤリなどが咲き始めていたよ……

2016年03月30日 | その他・佐賀県外の山
今日は、ヤスさんとの山行。
どこへ行こうかと迷ったが、
〈もう、そろそろ、平尾台に、オキナグサが咲き始めているのではないか……〉
と考えて、
平尾台に決定。
調べてみると、平尾台には、
一昨年(2014年)は二度行っていたが、
昨年(2015年)は一度も行っていなかった。
久しぶりに、
平尾台のあの雄大な眺めと、
早春の花を楽しみたい。

登山口には、菜の花がたくさん咲いていた。


吹上峠の登山口より登り始める。


しばらく登って、振り返る。
素晴らしい風景だ。


ヤスさんも風景を激写。


今日は、山頂にはこだわらず歩くつもりだが、
通りかかったので、カカポくんをパチリ。


野焼きの後、
まだ新しい葉が出ていないので、
緑がなくて、一面、茶褐色。




ゆっくり登って行く。


3月中旬に、単独で屋久島縦走を成功させたヤスさんは、
今夏は北アルプスへ行くつもりらしい。
夏山に備えて、ザックを重くしてきたとのこと。
頑張っているね~


こういう道を歩くことができる幸せ。


右側には、先ほど歩いてきた大平山が見える。
結晶質石灰岩からなるカルスト台地が見事。










カルスト台地の中へ入って行く。
(ヤスさんの撮影)


キス岩が見えてきた。


いや~ん。


他に、面白い岩がないか探してみる。
そして、面白い形をした岩を見つけては、
勝手に名前をつけて楽しんだ。
燕岳の「イルカ岩」ならぬ、


平尾台の「クジラ岩」。


「ボールで遊ぶ赤ちゃん」。
な~んてね。


茶褐色の平尾台であったが、


春の花も少しずつ咲き始めていた。
スミレはたくさん咲いていた。


フキノトウも見つけることができた。


センボンヤリは咲き始め。


野焼きした後の大地に凛として咲いていた。




いいね~


ヒトリシズカも咲き始め。


4月中旬にはたくさん見られるようになるこの花も、
今は、まだ、ほんの少し。


これからが楽しみだ~


そして、オキナグサはというと……
まだ、蕾が多かった。


これは、開きかけ。


こちらは、葉を広げ始めたもの。




開花し始めたもの。


これはもうすぐ開花。


早く、早く。


開花したものはないかと探すと、
やっと、それらしき花を見つけた。


完全には開花していないけれど、


いいね~


今日も「一日の王」になれました~
(ヤスさんの撮影)

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