6月23日(金)
今夏は、日本アルプスに夏山遠征したいと思っている。
そう決めてから、体力強化のための山登りをするようにしている。
6月20日(火)に、作礼山に麓から登ったので、
今日は、鬼ノ鼻山に麓(多久聖廟)から登ろうと思う。
今日の日の出時刻は5:10。
なので、私も日の出時刻に合わせて5:10に多久聖廟駐車場を出発。
多久聖廟の近くにある聖光寺の「二千年ハス」の池に立ち寄る。
「二千年ハス」は、正式には「大賀ハス」と呼ばれており、
1951年に、植物学者の故・大賀一郎博士が、
千葉県検見川で弥生時代の遺跡から約2000年前のハスの種を発掘。
その種が発芽し、見事に花をつけたことから、
「大賀ハス」と呼ばれるようになり、全国に広まった。
「聖光寺」の野中寛應住職が、
その「大賀ハス」の種を、2002年に島根県斐川町の荒神谷史跡公園から譲り受けて、
発芽・栽培に成功。
一躍有名になった。
もうそろそろ「二千年ハス」が咲く頃だと思い、立ち寄ったのだが、
まだ咲いていないようだった。
薄暗くてよく分からないので、帰りにまた立ち寄ることにしよう。
車道をゆっくり登って行く。
ここで、熊のように大きいイノシシに遭遇。
私を見て逃げて行ったので事なきを得たが、
もし突進してきたら……と考えるとゾッとした。
鬼ノ鼻山ではよくイノシシと遭遇する。
ストックで音を立てながら進む。
天ケ瀬ダムから道と合流。
この左側に、
ダム湖が見えた。
鬼ノ鼻山が近くなってきた。
“鬼の展望台”が見えてきた。
ねっ。
“憩いの森”に到着。
今日もここからとりつく。
緑が濃い、
美しい道。
遊歩道と合流。
このベンチの上には、
ウツボグサや、
オカトラノオが咲いていて、
目を楽しませてくれた。
もうすぐ“鬼の展望台”。
直下には、オカトラノオの群生地があった。
“鬼の展望台”に到着。
天山は雲がかかっていて見えず。
南側も遠望はきかなかった。
一旦下って、
登り返す。
ネムノキの花が咲いていた。
7:00
鬼ノ鼻山山頂に到着。
山頂は展望がイマイチなので“鬼のテラス”へ移動する。
“鬼のテラス”に到着。
1週間前よりも水田化が進み、
佐賀平野は水田の海と化していた。
“みはらしの丘”に到着。
ここから引き返すことにした。
今日、期待していた花は、白花のママコナ。
1週間前は、ママコナは咲いていたが、
白花のママコナは見つけることができなかったのだ。
ママコナを撮りながら歩いていると、
「あった~!」
毎年逢っているけれど、逢えるとやはり嬉しい。
いいね~
ママコナも1週間前よりもかなり増えている。
と、再び白花のママコナを発見。
この純白の花がなんとも美しい。
見惚れてしまう。
ママコナは、普通、このような赤紫色か、
白色であるが、
今日は、その中間種ともいうべき株を見つけた。
この花は、正面から撮ると、紅白の花であった。
なんとも目出度い。(笑)
今日は、なんと、もう、アキノタムラソウにも逢うことができた。
ありふれた花ではあるが、
こんなに早い時期に逢えると、特別な花のように思えてしまう。
美しいキノコなど見ながら下山し、
8:20
再び、聖光寺の「二千年ハス」の池に立ち寄る。
蕾がいくつか見られ、開花はまもなくのようだ。
隣の池では、
大賀ハスと王子ハスの交雑種「舞妃蓮」が咲き始めていた。
3時間10分ほどの山歩きを終えたばかりであるが、
今日はまだ始まったばかり。
今日も素晴らしい一日になりそうだ。