一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

まさか、まさかの「天山」 ……そこは美しき霧氷の世界だった……

2024年02月17日 | 天山・彦岳


2月16日(金)

比較的暖かい朝を迎えた。
暖房も必要なく、2月とは思えない暖かさであった。
天山に登ろうと思った。
雪もなく、花もない、この時期の天山は、
登山者もほとんどなく、静かな山歩きが楽しめるのだ。

天川登山口駐車場に着くと、
やはり1台の車もなかった。
嬉しい。
今日も天山を独り占めできる。


出発。


しばらく歩き、天山の北斜面を見ると、白くなっているではないか……


「霧氷だ!」


嬉しくて駆け足になる。


北斜面の木々に白い霧氷がびっしり付いている。


暖かい朝だったので、まさか霧氷が見られるとは思ってもみなかった。


木々に一斉に白い花が咲いた様……




天山を愛し、天山へ通い続けている私への、
山の神様からの御褒美のような気がする。




こんな素晴らしい景色を独り占め。


なんという贅沢。


霧氷を見ているだけで幸せな気持ちになる。






ゆっくり登って行く。


もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。


石碑にも、


道標にも、
小さな“エビの尻尾”が付いている。


すごい霧氷だ。


霧氷とは、
気温が氷点下のとき、
樹木や地物に、
空気中の水蒸気や過冷却の水滴が吹きつけられて、
昇華または凍結してできる氷のことなのだが、
天山に霧氷が付いているかどうかを予想することは難しい。


標高の高いくじゅうや雲仙では比較的簡単に霧氷を見ることができるが、
標高が1046mしかない天山では、そう簡単に見ることはできない。
霧氷ができそうな条件のときに登っても、霧氷は付いていなかったり、
霧氷ができそうもない日に登って、霧氷に逢えることもある。(今日がまさしくその日)


天山の霧氷は本当に気まぐれだ。(笑)


だからこそ逢えたときの喜びは大きい。


天山で見る霧氷は格別だ。


松の木や、


枯草にまで霧氷ができている。


下界の人々は、
天山の稜線でこんなにも美しい霧氷の世界が広がっていることを知らないだろう。




山頂に戻り、


マンサクの花を見に行く。


一週間前よりも花がかなり増えていた。




霧氷と同じく、やはり天山のマンサクは格別だ。






ツクシショウジョウバカマも開花間近。


これはもう開花していると言ってもいいのかな?


う~ん、どうだろう。


天山のフキノトウも顔を出していた。


そして、サ〇ノオ。


錆色の葉がまたまた増えて広がっていた。
開花が待ち遠しい。


今日も「一日の王」になれました~

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