一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……冬が来る前に、もう一度あの秋の花々と、めぐり逢いたい♪……

2023年11月16日 | 天山・彦岳


11月14日(火)

この時期になると、“紙ふうせん”の「冬が来る前に」を聴きたくなる。


平山泰代の声が聴きたくなる。


“赤い鳥”の時代から、平山泰代が好きだった。


声も好きだったが、顔も好きだった。(コラコラ)


同系統の顔の、映画「いちご白書」のキム・ダービーも好きだった。




ちょっと昔で言えば、純名里沙 、


今の時代で言えば、
上白石萌音とか、


緑黄色社会のpeppeとか。
昔からこの手の顔が好きなのだ。(コラコラ)


Wikipediaで調べると、
平山泰代は1947年3月28日生まれなので、現在76歳。(2023年11月現在)
〈憧れのお姉さんも、もう後期高齢者なのか……〉
と、しばし感慨にふける。


「冬が来る前に」を聴いていると、天山に登りたくなった。
〈冬が来る前に、もう一度あの秋の花々と、めぐり逢いたい♪〉
と思ったのだ。

いつものように天川登山口より出発。


木々はすっかり葉を落とし、


紅葉さえ終わっていた。


登山道にはもう冬が到来していた。


あめ山分岐を通過。


いつもの場所でパチリ。


ゆっくり登って行く。


天山山頂に到着。




晴れてはいたが、


雲仙は見えなかった。


ちょっとだけ稜線散歩。


最後まで粘っていた白花のムラサキセンブリも花期を終えていた。


山頂に戻り、


“私の散歩道”へ。


オオバヤシャブシを見ながら、


キッコウハグマの群生地へ。


作礼山ではもうほとんど終わっていたが、
天山ではまだキッコウハグマがたくさん咲いている。






楽しい。




オタカラコウもまだ頑張っている。


そしてレイジンソウ。
一番遅く咲く場所に行ってみると、
はたしてまだ咲いて待っていてくれた。


嬉しい。


散歩道では、紅葉真っ盛り。




存分に楽しむ。






天山は知る人ぞ知る“紅葉の山”でもあるのだ。


散歩道では、
アキノタムラソウ、


ノダケ、


アキチョウジ、


ヤクシソウ、


アキノキリンソウがまだ咲いている。


いいね~


別の散歩道へ移動すると、
ここにもキッコウハグマがたくさん咲いていた。




キッコウハグマとフユノハナワラビとのコラボ。


まだ咲いていたリンドウを見ながら、


ヤマラッキョウの群生地へ。


天山のヤマラッキョウはちょうどピークを迎えていた。


可愛い。




ポツンと咲いている花も好いけれど、


花をたくさん付けている株も好い。


今日は、冬が来る前に、もう一度、秋の花々とめぐり逢うことができた。
今日も「一日の王」になれました~


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