goo blog サービス終了のお知らせ 

一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

八幡岳 ……ヤマルリソウやホソバナコバイモなどが咲き始めたよ……

2018年03月07日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山


天山ばかり登っていたら、
八幡岳がヤキモチを焼くので、
今日は八幡岳に登ることにした。
八幡岳の方にも、春の花が咲き始めているに違いない。

まず、いつもの場所で、「蕨野の棚田」を眺める。
この棚田は、春には菜の花の色に染まるのだが、
今年は春の訪れが遅く、
菜の花はまだ咲いていないようだ。


八幡岳にとりつく。


今年は雪の日が多かったので、
オオキツネノカミソリの葉も、伸びが少ない。


まだまだこれからといった感じ。


早く早く。


なんだか、奥深い山のような雰囲気。


ゆっくり登って行く。


こういう風景が大好きだ。




今年の夏が楽しみだ。


八幡岳山頂に到着。
なんだか、大きな石が増えている。(笑)
誰が運んでくるんだろう。


“八幡岳の由来”は知ってた?


展望所の方にも行ってみる。


直下の木々が伐り取られていて、
展望が良くなっていた。


ねっ。


池高原の池も見える。


作礼山や、


天山や、


唐津湾も見えた。


「蕨野の棚田」もイイが、


反対側にある徳連岳の方の棚田が、もっと広くて美しい。


ねっ。


では、今日出逢った春の花々を紹介しよう。
「八幡岳はアオモジだらけ」
と言っていいほど、アオモジが多い。


至る所で見ることができる。


ギブシの花も咲き始めていた。


よく見ると、案外美しい。


下を見ると、スミレの花が……


フキノトウもたくさん顔を出していた。


フキノトウを見ると、春を実感する。


ユリワサビも咲いてた。


いいね~


〈まだ早いかな~〉
と思っていたが、
ホソバナコバイモも姿を現していた。


保護色なので、なかなか見つからないが、


ひとつ見つかると、次々に見つかった。


緑の草の中にあると、見つけやすい。


これは姿が良いホソバナコバイモ。




これも美しい。


この日、いちばんの“お気に入り”は、これ。


八幡岳は、ヤマルリソウがたくさん咲く山であるのだが、
最も早く咲く場所に行ってみた。
まったく咲いてなくて、
諦めて帰ろうとしたとき、
一輪だけ目に飛び込んできた。


「咲いてた~」


嬉しい~


麓に下りてくると、
ツクシも見つけることができた。
今日も「一日の王」になれました~


この記事についてブログを書く
« 『銀河鉄道の父』(門井慶喜... | トップ | 映画『シェイプ・オブ・ウォ... »