7月29日(日)の午後、地元の山「八幡岳」に登ってきた。
池高原からの楽々登山。
梅雨明け後のこの時期、どの山岳会も、北アルプスや南アルプスなどの県外の山に遠征している。
気温が35度前後の猛暑の日に、県内の低山に登る人は少ない。
この日も、私の他に登山者はいなかった(車で登ってきた老夫婦に、数組会っただけ)。
おかげで、オオキツネノカミソリの群落を、一人占めすることができた。
何という贅沢!
中国の古典『菜根譚』に、こういう一節がある。
「景を会するは遠きに在らず、蓬窓竹屋の下にも、風月は自からはるかなり」
〈風景を求めるには、必ずしも遠くへ出かける必要はない。よもぎの茂った窓や竹屋根のあばらやでも、風景は自然にのどかである〉
遠くに出かけなくても、近くの里山にも素晴らしい風景はある。
それを見つける歓び。
感じられることの嬉しさ。
それを大事にしたい。
登りは九州自然歩道を、下りは車道を歩いてきた。
頂上付近の車道の脇に、ネジバナが咲いていた。
車からは多分見つけられない小さな花。
この可愛い花に出逢えたのは、歩いていたからこそ。
頂上まで車道が通じている八幡岳であるが、この山にはぜひ歩いて登って欲しい。
歩かなければ見つけられないものがたくさんあるから……。
池高原からの楽々登山。
梅雨明け後のこの時期、どの山岳会も、北アルプスや南アルプスなどの県外の山に遠征している。
気温が35度前後の猛暑の日に、県内の低山に登る人は少ない。
この日も、私の他に登山者はいなかった(車で登ってきた老夫婦に、数組会っただけ)。
おかげで、オオキツネノカミソリの群落を、一人占めすることができた。
何という贅沢!
中国の古典『菜根譚』に、こういう一節がある。
「景を会するは遠きに在らず、蓬窓竹屋の下にも、風月は自からはるかなり」
〈風景を求めるには、必ずしも遠くへ出かける必要はない。よもぎの茂った窓や竹屋根のあばらやでも、風景は自然にのどかである〉
遠くに出かけなくても、近くの里山にも素晴らしい風景はある。
それを見つける歓び。
感じられることの嬉しさ。
それを大事にしたい。
登りは九州自然歩道を、下りは車道を歩いてきた。
頂上付近の車道の脇に、ネジバナが咲いていた。
車からは多分見つけられない小さな花。
この可愛い花に出逢えたのは、歩いていたからこそ。
頂上まで車道が通じている八幡岳であるが、この山にはぜひ歩いて登って欲しい。
歩かなければ見つけられないものがたくさんあるから……。