一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

近くの里山 ……「ヤマザキ(山咲き)春のランまつり2020」が始まっていた……

2020年05月12日 | 近くの里山
4月25日から5月6日までの、 「いのちを守る STAY HOME週間」の間は、 山へは行かないことにしていたので、 このブログに登山のレポは載せていない。 映画館も休館していたので、 ブログ「一日の王」には、 映画に関するエッセイみたいなものを時々掲載しているだけであった。 ……にもかかわらず、 GWに入ってからこのブログへの訪問者数が増え(1日3000人~5000人)、 290万を超すGo . . . 本文を読む

ジュゼッペ・トルナトーレ監督作『マレーナ』と小林正樹監督作『燃える秋』の共通点

2020年05月10日 | 映画
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 「私の好きな映画音楽」の第4弾は、 ジュゼッペ・トルナトーレ監督作品『マレーナ』の音楽(エンニオ・モリコーネ)と、 小林正樹監督作品『燃える秋』の音楽(武満徹)。 まずは、『マレーナ』(2001年日本公開)から。 1940年、 第二次大戦下のイタリア。12歳の少年レナー . . . 本文を読む

映画『審判』で使われた「アルビノーニのアダージョ」について

2020年05月07日 | 映画
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 ※映画の結末に触れています。 「私の好きな映画音楽」の第3弾は、 『審判』(1963年)で使われた「アルビノーニのアダージョ」。 『審判』は、 フランツ・カフカの小説『審判』を映画化したもので、 監督は、『市民ケーン』のオーソン・ウェルズ。 アントワーヌ・チュダル . . . 本文を読む

大林宣彦監督作品『ふたり』の主題歌「草の想い」(作詞:大林宣彦、作曲:久石譲)

2020年05月04日 | 映画
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 私の好きな映画音楽として、 先日(2020年4月10日)、勅使河原宏監督の『他人の顔』の挿入歌でありテーマ曲である 武満徹作曲の「ワルツ」を紹介したが、(コチラを参照) 今回紹介するのは、 大林宣彦監督の『ふたり』の主題歌「草の想い」。 映画『ふたり』は、 尾道三部作である . . . 本文を読む