一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

近くの里山 ……「ヤマザキ(山咲き)春のランまつり2020」が始まっていた……

2020年05月12日 | 近くの里山


4月25日から5月6日までの、
「いのちを守る STAY HOME週間」の間は、
山へは行かないことにしていたので、
このブログに登山のレポは載せていない。
映画館も休館していたので、
ブログ「一日の王」には、
映画に関するエッセイみたいなものを時々掲載しているだけであった。
……にもかかわらず、
GWに入ってからこのブログへの訪問者数が増え(1日3000人~5000人)、
290万を超すGooブログの中で、
アクセス数が100位以内をキープし続けているのには我ながら驚かされたことだった。

外出自粛で、家で映画を見る人が多かったのかもしれない。
映画を、より楽しむために、
私が今まで書いてきた映画レビューが少しでも役に立ったのなら嬉しい。


「もうそろそろ山のレポもお願いします」
という声も届き始めた。
佐賀県内の新型コロナウイルスの新たな感染者が7日連続でゼロになった。
県内の累計感染者45人の半数以上(23人)が退院し、
まだ油断してはならないものの、
飲食店も営業を開始し、図書館も利用できるようになった。
私自身も山へ行きたくて「うずうず」していたので、(笑)
大型連休後の5月11日(月)、
人のいない近くの里山へ出掛けたのだった。


しばらく見ぬ間に、カノコソウが随分増えていた。


ハナイカダも葉の上に花をつけていた。


花が二輪のものや、


四輪のものもあって、楽しい。


ホウチャクソウも数を増していた。


チゴユリもたくさん咲いていた。


嬉しい。


カンアオイや、


ギンリョウソウもあちこちで見ることができた。


さあ、ここからは、毎年恒例「ヤマザキ(山咲き)春のランまつり2020」。
本家の「ヤマザキ春のパンまつり2020」は、今年で40回目を迎え、
2月1日~4月30日(北海道地区のみ3月1日~5月31日)に開催されたが、


私の家の近くの里山では、
5月になってから「ヤマザキ(山咲き)春のランまつり」が始まる。
いざ、祭り会場へ。


ますは、エビネラン。


有難味が薄れるほどたくさん咲いている。


いいね~


キエビネも咲いている。


森の中がパッと明るくなったよう。




シュンランは終盤を迎えていたが、




サイハイランはまだ開花しておらず、


「これからが楽しみ……」な段階。


「春のランまつり」のメイン会場、キンラン群生地へ。


たくさん咲いていて、嬉しくなる。


やはり「ランまつり」の主役だと思う。



太陽の光を浴びて黄金色に輝く。




眩しいほどに……






一方、陰の主役、ギンランはというと……
森を彷徨っているときに、一株のみ見つけただけだった。


ギンランはめったに出逢えないので、
それだけで満足していたのだが、


探し回っているうちに、ギンランの群生地にたどり着いた。


横を向いた一輪のギンラン。


上を向いた一輪のギンラン。


こちらは、二輪のギンラン。


こちらも二輪。


三輪のギンラン。


こちらも三輪。


珍しく花が開いている。


五輪のギンラン。


九輪のギンラン。


そして、十輪のギンラン。
まさかこんなにたくさんのギンランに逢えるとは思わなかった。
今日も「一日の王」になれました~


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