今月4日に公示された参院選だが、430人余りの候補者は21日の投票日に向けて、猛暑と戦いながら選挙戦を繰り広げているようだ。
ここ数日、真夏日や猛暑日が続き、じっとしていても汗が出てくるのに、炎天下、街宣車から顔を出し有権者に懸命に候補者名や政党名を連呼している光景を見るにつけ、“おつかれさま・・・!”と声をかけたくなる時がある。
真夏の選挙は暑さとの戦いだろう。まず暑さに負けるようでは選挙には勝てない。その点、若い候補者は暑さにも強く、元気そうだ。体力勝負といったところだ。
NHKはじめ放送局では、政見放送が始まり、選挙関連の特集を放送しているが、政党や候補者の熱気とは裏腹に、有権者の盛り上がりはいまひとつのようだ。(あくまでも私個人の感想)
今回の参院選からネット選挙が解禁となり、どんなにネットで盛り上がるのだろうかと興味を抱いていたが、その話題は尻すぼみ気味だ。先日、たまたま20代後半の若い女性と話す機会があり、参院選の投票に行くかどうかを聞いてみた。ほとんど全員が、多分投票には行かないだろうとの答えで、ショックを受けた。候補者の名前すら言えないのだ。
若い有権者の投票率向上のためと中央選挙会が考えたネット選挙というのだけれど、FBやTwitterの特性を活かした利用にいろいろな制約があり、“ネット!、ネット!”とまでには至っていない。街頭での選挙戦を展開するより、これらをフルに利用した広報型選挙戦をやった方が涼しいのだが・・・
参院選中盤は盛り上がらないまま、酷暑・猛暑の中で、旧来の連呼型の選挙戦が続いているようだ・・・・?