全国的に猛暑が続く中、甲子園目指す夏の高校野球県大会が各地で熱戦の幕を開けている。
今年春の選抜で準優勝した済美高校の地元愛媛でもきょう開幕した。
59校の球児が集い、開会式が行われ、テレビ中継に見入っていたのだが、なにせこの暑さ、真新しいユニフォームの選手たちの顔がアップになるとじっとりと汗が出ていた。いつ観ても、暑さに、汗に、若者の躍動に感動した。
そして、開会式後の試合では、選手たちのプレイがアップで映し出され、帽子をとった額や顎からは大粒の汗が噴き出している。毎年の光景でごくごく当たり前のことになっているが、酷暑の中でのプレイには健康管理を十分にしてもらいたいと関係者に望む。
きょうから約2週間、グラウンドとスタンドの応援席が一体となって、甲子園大会めざし、一球ごとに歓声が沸き起こりプレイに集中する。
夏の大会は、まず暑さとの戦い。8月にはインターハイ(全国高校総体)も加わるが、炎天下のプレイ、熱中症や日射病発生が予想される。大会関係者は選手たちの体調をよくチェックするなど体調管理を万全にしてもらいたいものだ。
応援スタンドもグラウンドも、温度はいつも猛暑日の気温まで上がっているはずだ。