炎暑の中、二日続けて釣りに行った。
1日目は午前5時半から涼しい海風を受け、快適に釣りを昼頃まで楽しんだ。
1週間余り海に行ってないにしては、釣果はまぁまぁ。夫婦二人の夕食を賑わすちょうどよいグレが釣れ、気分良く過ごした。釣り人としてはあまり納得する内容ではなかったが・・・
釣り場にはいろいろな人が訪れてくる。この日はホームグラウンド(釣り場)が祭りのためNGとあって、私がよく行く釣り場に来たという人が、隣でゼンゴアジを釣り始めた。日曜日としては珍しく家族連れではなく一人で。
私と同郷。年齢は70歳前。年金だけでは小遣いが足りないので普段はシルバー人材センターに登録していて、元気な限りいろいろやっているという人だった。
家族のことから、これまでのアルバイト経験などについて、面白く話してくれた。
シルバー人材センターは、まだ初心者で経験不足のため日給ランクは低いのだが、定年後いろいろやったアルバイトで楽しかったのは、道路工事の際の交通整理ガードマンだった。国道は車の台数が多いのでやりがいがあったが、山道での工事では1日1〜2台の通過車両しかなく退屈だった・・・でも給料は一緒だったなどなど経験談を面白く話してくれた。
結局、この人が狙った獲物はゲット出来ず早々に納竿し帰って行ったのだが、翌日その人のホームへ行くことになり、少し遅めのスタートだったが、行ってみた。
彼は朝一番の船で釣り場に来て、結構良型のアジを20匹ほど釣り上げていた。私はその後、彼が釣っていた場所で始めたが、狙いのものが全然釣れない。仕掛けを変えていろいろ工夫するのだが・・・
この日、目的としていた魚は1匹もゲットできず、釣り2日目は暑さもプラスされ、疲れがどっと来てしまった。
俄の情報では余程潮や運が良くないと、目的の魚を釣り上げるのは難しいことを実感した1日だった。