果物屋さんの店頭で今、旬のものといえばスイカ。
私が少年の頃は、スイカといえば1個丸々のものしか販売されていなかったが、いつの間にか切り売りのスイカがスーパーでも果物屋でも販売の中心になって来ている。だから、食べ方も1/8切れのものをスライスして皿にスイカを盛り、それに塩を少々ふりかけフォークで食べる方法に変わっている。事実、その方が食べやすい。
スイカは冷蔵庫に入れていても1週間は持たない。丸いのを切ってせいぜい3〜4日しか持たないようだ。
先日、1個1000円というLサイズ近いスイカを産直市で発見、丸い本体の肩を叩いてみると良い音がするので買って帰ったのだが、夫婦2人では食べきれなく、冷蔵庫内の容器に入れて3日経過、底の方にあったものの少し味がおかしくなってしまっていた。せっかく安く買っても、味が変になるのだったら、ダメだと思い、それ以降は買っても半分のものだ。
以前は黄色いスイカもよく見ていたのだが、近頃は赤が幅を利かせ、とんと見られなくなって来た。でも黄色のスイカはたま〜に見かける。
同じ値段で赤と黄色が陳列されていたとしよう。あなたはどちらを買うだろうか?
わたしは、余程でない限り、赤いものを買う。夏の暑さには、真っ赤に成熟した赤いスイカが良く似合っているような気がするからだ。