愛媛の夏の高校野球はきのうシード校3校が登場。中でもセンバツ準優勝の済美が第1試合で登場した。
猛暑の中、久し振りに坊っちゃんスタジアムまで電車を乗り継いで行ってみた。
麦わら帽、首にはタオルを巻き付けてリュックを背負い、その中にはおむすびや団扇、スポーツドリンク、お茶のペットボトル2本や首に巻き付ける凍らせたアイスベルトなどを入れて・・・
球場に到着するとすぐ試合が始まった。
バックネット裏、かなり陽当たりが良い場所が空いている。そこに座り、安樂投手に熱い視線を注ぐ。
センバツの時、甲子園で152キロの速球を投げ、全国的に注目されたまだ2年生の怪腕の持ち主だが、スピードに拘るあまり、しばらくフォームを崩していたというが、甲子園で活躍したときの面影が帰ってきていた。
186センチの全身を使ったダイナミックなオーバースローのフォームは健在だ。バッタバッタとバッターを三振に切って取り、試合が終わってみれば奪14K。帝京第五に1点を許したが、炎天下の力投が光った。
その後、せっかく1時間近くをかけてここまで来たのだから、残り2試合も観戦したが、安樂投手の後、登板したピッチャーのスピードが遅く感じてしまったのだが、これは仕方ないことだろう。
夕方のテレビを観ていて、驚いた。なんと安樂投手のスピードが自己最速の153キロを記録したとのこと。公式戦ではセンバツの152キロを1キロ更新したということになる。(ただ、テレビ中継でのスピードガン表示だが・・・球場内では表示していない)
この夏の大会、注目はやはり安樂智大投手のスピード更新につきそうだ!!