寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

旧西国街道の一部だった己斐橋(前編)

2021年10月31日 | 
広島県道265号伴広島線を西北西の方角に進んで行く。途中から脇道に入り太田川放水路左岸の堤防道路に出た。

道2

堤防

放水路

『西国街道を行く 街道ぶらり旅 安芸・備後路 / 中国地域づくり交流会 西国街道ぶらり旅の会(2010年)』
 広島城下の町は築城以来近代に至るまで、幾度となく水害にさらされて来た。 
 そのため、己斐町と福島町の間に流れる山手川と、福島川を統合し放水路をつくり、太田川に溢れる雨水をこの放水路に流して他の川の氾濫を防ぐ「太田川放水路」の計画は早くから立てられていた。昭和七年に国会の議決を経て、昭和九年から工事が始まったが、途中、戦争による中断もあり昭和四十年九月、着工以来三十三年の歳月を費やしようやく完成した。長い間の水害に悩んで来た広島にとっては、世紀の大工事であった。太田川放水路は川幅四百メートル、延長八キロメートルのゆったりとした川で、以後、広島の町を洪水から守っている。結果として七つの川が一つ減り六つとなった。「鯉はこいでもお城の鯉は、七つ川の瀬空から泳ぐ・・・」と親しまれた「広島音頭」も今では唄う人もなくなり、いつしか忘れ去られてしまったようだ。

土手道は非常に交通量が多い。私は猛スピードで走り去る自動車に注意しながらゆっくりと歩き【己斐橋東詰】交差点に到着したのだった。

交差点
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手羽中の煮込み

2021年10月31日 | 家飯
私が鶏肉を最もよく食べたのは関東に居た頃(20代半ば)である。鮮度のよい魚が手に入らないので畜肉で我慢するしかなかった。特に好みだったのが、鶏の手羽中である。手羽元ほど肉はないが、ゼラチン質に富み旨味も強く非常に美味しい部位だ。当時はフライパンで焼いてビールのつまみにしたものである。現在はガスコンロの掃除をするのが邪魔くさいので甘辛煮をよく作っている。辛味が欲しい時には鷹の爪か実山椒を入れる。大量に仕込んで冷蔵庫で保存すれば4~5日は大丈夫である。

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