無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

『コンポストミミズ』で生ごみを土に

2008-12-01 09:22:43 | 自然菜園の技術 応用
『コンポストファーミング』。

聞きなれない言葉でしょうか?
ミミズによる有機物の堆肥化の英語です。
ミミズを飼って、ミミズによってコンポスト(堆肥)を耕してもらう(ファーミング)ことに由来します。

うちでは夏は、コンポスト(有機物の堆肥化)に、最近ミミズに活躍してもらっています。冬では、ボカシを使うコンポストと、使い分けています。

目的も違い、ミミズコンポストは、有機物をうまく土に戻すため。ボカシコンポストにするのは、来年の踏み込み温床の材料を確保するためです。

ミミズファーミング(コンポスト)はとても有効で、育苗土やプランターに利用しやすいです。

【ミミズファーミング(コンポスト)の利点】
1)堆肥の作る手間の軽減化…ミミズが分解しながら耕してくれるため、切り返しなどの重労働が必要ない点。
2)病気の心配が少ない点。
3)プランターの土が何回も使える点。
4)草の種が少なくなる点。
5)水分を含んだ生ごみでも処理できる点。
6)鶏の餌として。
7)新聞紙・ダンボール等も分解してくれる。
【注意点】
1)ミミズは、コンポスト専用品種のシマミミズ。(釣具屋さんで買えます300円~)
2)ミミズが生活できる環境を整えること。(水分・温度・餌になる生ごみの重さ=ミミズの重さ)
3)冬場は活動が停止するので、常に温かいところか、餌を減らすか。寒冷地では冬季使用不可。
4)犬猫の糞・タバコ・柑橘類の皮などミミズが食べないものは使用不可。

ミミズファーミング(コンポスト)は便利ですよ。


コメント (2)
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