無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

お疲れ様、梓の自然農園。

2008-12-30 18:48:38 | 日々の自然菜園
本日

今日は、今年でお返しする梓川の自然農園を閉園作業をしました。

4年前、自農センターで自然農法を修行していた際にお借りし、3年前はじめて家庭菜園の教室を始めた畑でした。

4年前は、草も生えず、ナスは実をつけず。キャベツは、結球しない。

おかしいなーと土壌診断をしたところ、
アルカリ土壌という、特殊で異常な農地でした。

草が生えないので、牧草のイタリアングラス、赤クローバー、白クローバーなどを混ぜ、畝と畝の間に草生帯をつくり、草生栽培を行いました。

そして、自然農ではなにも育たない感じでしたので、
EMボカシ土壌表面に撒き、草生帯で刈った草をマルチしながら、やっと野菜が育ち、野草が生えるようになってきました。

そんなことで、一度耕して、2年間は耕さず表面施肥のみで土を育てるところからいろいろテコ入れしてやっと3年目に、ナスが自然に育つようになってきました。

そこで3年前にはじめた自給農スクールも、会員さんと共に毎年焼き芋や、バーベキュー、日本みつばち教室、キムチづくりと盛況になってきました。

3年目の今年、閉園するのは残念ですが、4年間お世話になった畑に感謝の気持ちでいっぱいです。

来年からは、形をかえ、もっと近所で自給菜園教室を行おうと思っています。

破壊と創造は、一緒ですから、今回の閉園にともなって新たな創造ができればと思います。

4年間の感謝とお礼を兼ねたトラクター耕運は、畑とのお別れそのものでした。

ありがとう、梓川の自然農園。

あずみの自然農塾2009募集開始しました。
http://www.ultraman.gr.jp/~sizennou/2009azuminosizennoubosyuyoukou.htm
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする