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ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

宮部みゆき(かまいたち)

2007年11月23日 | 国内ミステリー
宮部みゆきの時代物の初期作品を読了した。
4つの中短編集からなる。

あとがきがついているが、まだ、プロに
なれるかどうかわからない時期の作品との
ことだが、十分、楽しむことができた。

特に、かまいたちと、騒ぐ刀は、秀作である。

①かまいたち

辻斬りを目撃した医者の娘が、辻斬り犯人に
迫るが、実は、目撃した男は違っていた。

②師走の客

オーヘンリーばりの味わいのある作品だった。
高価な、金細工の蛇は、どこにいったか?

③迷い鳩

霊験お初シリーズの元になる作品だ。
”龍は眠る”でも、超能力が、題材
だったが、作者は、興味があるのかも
知れない。


④騒ぐ刀

お初が主人公になる作品。
ホラーの要素もあり、又、追跡や、決闘
のシーンなど、スリルがある作品だ。

お初のシリーズを読んでみたくなる作品だ。

それから、”耳袋”に、作者は、興味を持って
いるとのことだが、題材として使っているのだ
ろうか?

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