続編の続編で7編からの短編集だ。
登場人物として、春朗(葛飾北斎)が主人公となり、
新たな登場人物として、陰間(おかま)の蘭陽と、
謎の男、がたろが加わる。
どちらも独創的な登場人物だ。
7編の中では、がたろの正体がわかる”いのち毛”の
話が、なかなか、味わいもあり面白かった。
筆の話なのだが、その筆の毛の部分と胴体のもつ
部分があるのだが、良い絵や良い書を書くためには、
いかに、良い筆の先の毛の部分が大事かということが
よくわかった。
それにしても、このシリーズは、本当に飽きさせない。
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