英語の学習方法の本というのは、本当に際限がない
ような気がする。
今までに、かなりの本を読んだつもりだが、たまに、
本屋や図書館の棚を見ると、また、新しい本が出ている。
この本の著者、高木雅邦氏は、とてもユニークだ。
本の内容よりも、むしろ、著者の略歴に感動してしまった。
東京都生まれ。弁護士を目指すが挫折。
国語の塾講だったらしいが、その後、転職サイトを起業して
2000万円得るも、ネットバンクへの侵入によって全額詐取される。
(まるで、昨日まで読んでいたジェフリーアーチャーの本のようだ。)
新宿でホームレスとなるが、英語教材の通販サイトで成功を収め、
1年弱で億万長者となる。
本書のエピローグで、アメリカ旅行で英語がわからず、帰国後、
「こうなったら催眠術でもかけてもらうしかない。」と、意を決して
催眠術をかけてもらったところ、効果が絶大だったとのこと。
そこから、自己暗示をかけ、英語への感謝の気持ちを植え付ける
ことが大事と第一章に書いてある。
ユニークだが、決して、怪しい本ではないことは言っておこう。
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